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ペパーミント(Mentha × piperita)
【一般名】
ペパーミント
【植物名】
Mentha piperita
【科目】
シソ科
【抽出方法】
水蒸気蒸留法
【生育段階及び
抽出部位】
開花・全草
【原料植物産地】
インド、北フランス
【生化学的特異性】※%値は製造元提供の参考基準値
メントール、イソメントール、ネオメントール、リナロール(モノテルペノール)45%
メントン、イソメントン(ケトン)20‐30%
【特徴など】
シソ科の多年草、日本では西洋ハッカとしても知られています。ミントは交配しやすいので品種も多く、ペパーミントはウォーターミントとスペアミントの自然交配種で、コショウ(Pepper)のように刺激的な香りから名がついたと言われます。古代からエジプト、ギリシャ、ローマ人に愛されてきました。ギリシャ神話には、冥界の王ハデスに愛されたメンター(Mentha)という妖精が、嫉妬したペルセフォネによって草に変えられ、その香りのある草をメンテ―と呼んだ、それがミントの語源となったという話も残っています。スッキリ感を促すような飲み物によく利用されるペパーミントは、モノテルペノール類のメントールと、ケトン類のメントンが主成分ですが、メントールの多いものが質が良いとされます。気分転換や集中する作業にも向いていて人気があります。
日本に自生する日本ハッカは、コーンミント(Menth arvensis)と言われます。メンチル・アセテート(エステル)の含有が無く用途が少し異なります。
※このサイトの説明文の一部は、許可を得て翻訳し掲載しております。
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